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カンジダの症状と感染経路

2019年10月14日

カンジダは普段から皮膚に存在するカンジダ菌が異常に増殖した時に発症する病気です。
カンジダ菌は真菌の一種でカビの仲間の菌ですが、全ての人の皮膚や粘膜に存在するため、菌自体は悪さをすることがありません。
しかし、疲れがたまっている時や、ホルモンバランスが乱れた時など免疫力が低下している状態になると、カンジダ菌が異常増殖し、特徴的な症状が起こります。

カンジダ菌が膣の中で増殖した状態がカンジダ膣炎で、膣に炎症が起きている状態です。
この病気の感染経路は体調を崩しているということ以外で、性行為も感染源となります。
性行為をした相手がカンジダ症を発症していると、そこからカンジダ菌が自分の体内に大量に入り、カンジダ症を発症します。
もし、パートナーがカンジダ症を発症している時に、性行為を行うと、それが感染経路となり感染が広がってしまう恐れがあります。

もうひとつの感染経路が母体から赤ちゃんにうつるというものです。
母親がカンジダ症を発症している時に出産を迎えると、出産時に赤ちゃんに感染をさせてしまい、赤ちゃんが鵞口瘡という病気になってしまうことがあります。
この病気は赤ちゃんの口の粘膜に白い苔状のものができる病気で治療が必要になります。

成人がカンジダ症にかかった時に出る症状は、陰部のかゆみや痛みがあります。
かゆみはかなり強い症状が出ることもあり、不快な症状となることもあるでしょう。
もうひとつの特徴的な症状がカッテージチーズのような白く粘度の高い状態のおりものが出ることです。
普段は見られないような形状のおりものなので、おりものの状態が変化した時には要注意です。

他にも膣がひりひりと痛んだり、熱感があり熱く感じることもあります。
中には排尿時の痛みが出たり、性交痛が見られることもあるようです。
見た目にあらわれる症状としては、性器の周辺が赤くなったり発疹が出るというものです。
こういった症状は全てがあらわれるのではなく、この中のいくつかだけが出るという可能性もあるということを覚えておきましょう。

エンペシド膣錠を用いた治療法

カンジダ菌は正常な時にも存在する菌だとはいえ、そのままにしておいて良いものではありません。
もしも、カンジダ症の症状がみられた場合には、病院を受診して薬による治療が必要になります。
カンジダ症になった場合には、しっかりと薬で菌の量を減らしておかなければ、さらに感染を広げてしまう恐れもあります。

カンジダ症の治療に使われる薬にはエンペシド膣錠というものがあります。
この薬以外にも抗真菌薬と呼ばれる種類の薬を使えば、カンジダ症の治療ができます。
エンペシド膣錠の使い方は、1日1回錠剤を膣の奥の方に入れることです。

この方法は、入れたままにしておく治療法で、徐々に錠剤が溶けていく、膣の粘膜から薬の成分を吸収させます。
また、症状が起きている膣に直接錠剤を入れることで、ダイレクトに薬の成分が患部に効くという効果もあります。

このように薬を使い始めると、すぐに症状が良くなってくることもあります。
少し症状が改善されたからと言って、そこで薬を使うことを中断してはいけません。
完全に直しておかないと、またすぐにカンジダ菌の数が増えてしまい、再発を起こしてしまうからです。
症状がなくなったとしても、エンペシド膣錠を使う時には6日間は継続して薬を使いましょう。

6日間エンペシド膣錠を連続で使用すれば、治療は完了です。
1日に1錠を膣内に入れるだけなので、そこまで大きな手間はかかりません。
ここでしっかりと治しておけば再発をする可能性も減らせます。
また、6日間エンペシド膣錠を使って治療をしても、症状が良くならなかったり、症状が少し残っている場合には、自己判断をせずに医師の診察を受けましょう。
もしかしたら別の病気を発症している可能性もあります。