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クラミジアの症状と感染経路

2019年09月01日
悩んでいる男性

日本で最も感染者数の多い性感染症であるクラミジアは症状が現れないこともある病気です。
このことが感染者数を増やしている原因の一つでもあります。
また、症状が軽度であるために放置されてしまうこともあります。
しかし、感染に気が付かないで治療しないでいたり、軽度な症状だからと放っておいたりすると重症化することもあるので注意が必要です。
クラミジアは男女で症状が異なり、男性で50%、女性で75%程度の
人が、症状に気付いていないとされています。
男性の場合、普段痛みなどの症状が出にくい場所に症状がでるため気が付く割合が多いです。

男性に現れる症状は、性器から膿のような分泌物が出たり、排尿時に痛みを感じたりするほか、尿道のかゆみや違和感、副睾丸の腫れ、軽い風邪のような症状、陰部の痛みなどです。
クラミジアの原因菌が性器から尿道に感染し尿道炎を発症し、その後他の部分にも広がっていきます。
女性の症状は、陰部のかゆみ、おりものが増加したり臭いがきつくなったりする、排尿時の痛み、不正出血、下腹部の痛み、性交時の痛みや出血など生理の時に起きるような症状に近いものが現れます。
また、普段からおりものの状態に注意していないと見過ごしてしまうこともあるでしょう。
クラミジアの原因菌は性器から子宮頸管へ感染し広がっていきます。
男女共に症状を放置しておくと不妊の原因になりますし、女性の場合、妊娠する前に気が付かなければ早産や死産のリスクが高まったり、出産の時に胎児へ感染する恐れもあるなど様々な危険のある病気です。

このような危険がある病気であれば日頃から注意したいものですが、感染経路に心あたりがなければ気が付かないこともあるでしょう。
クラミジアは母子感染を除く感染経路は感染者との性行為が感染経路となります。
空気感染することはありませんが、性行為を行った場合の感染率は50%と非常に高いものです。
クラミジアの原因菌は喉などの粘膜にも感染するため、粘膜同士が接触するような性行為を行えば感染する確率は0ではなくなります。
パートナーが感染に気がつかないでいる場合もあるので、もし感染した場合はパートナーと一緒に検査を受けることも重要です。

ジスロマックを用いた治療方法

クラミジアは自然治癒することはないため感染してしまった場合は治療が必要です。
治療薬にはジスロマックという抗生物質が使われることが多いです。
他にも有効な抗生物質は多いですが、ジスロマックを含むマクロライド系に分類される抗生物質は副作用が少ない薬です。
副作用の少なさは妊婦中の方や子供の治療にも用いることからも分かります。
クラミジアの治療において効果が高いとされていますし、一度の服用で治療を終えることができることから治療を行う際に選ばれることが多いのです。

ジスロマックを用いた治療方法の場合、薬を服用するのは1回で済みます。
しかし、完治までには3~4週間程度かかるので注意が必要です。
ジスロマックの効果は、服用から2時間半程度で現れ、7日間持続するとされています。
この7日間というのは薬の成分の血中濃度が高い期間であって、クラミジアの場合は更に治療期間が必要です。
その期間が最低3週間は必要とされています。
クラミジアは少しでも体内に菌が残っている場合再発の恐れのある病気ですし、完治しないうちに性行為を行ってしまうと感染を広げてしまいます。
そのため、治療期間中は性行為を控えなければなりません。

また、クラミジアの治療の際は薬を飲んで終了ではなく治療期間後の検査を必ず受けましょう。
ジスロマックはクラミジアの治療薬として効果の高い薬ですが、感染した菌が薬に対して耐性を持ってしまっている場合があります。
耐性を持っている菌であった場合、薬の効果を十分に得ることができず完治できない可能性があります。
完治していなかった場合は別の抗生物質での治療が必要です。
感染拡大やパートナー同士での感染を繰り返さないためにも検査を受けるようにしましょう。